メルカリで値引き交渉を断る方法:初心者でも簡単に対応するコツ

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こんにちは。お小遣い増やし隊の熊田久真子(クマ子)です。

メルカリで取引をする際、値引き交渉に対応するのは初心者にとって難しいことが多いです。今回は、メルカリで2,700件以上の取引(販売)実績を持つ私が、値引き交渉を断る具体的な方法を解説します。

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この記事を読めば、値引き交渉を断る具体的な方法を学び、ストレスを軽減しながら効率的に取引を進めることができます。適切な対応法を知ることで、購入者の不安を取り除き、販売につなげるチャンスを増やすことができます。

値引き交渉に関する考え方

初心者にとって、メルカリで値引き交渉を断るのは難しいかもしれません。しかし、値引き交渉を断ることは必ずしもその人に売らないということではありません。

適切な対応をすることで購入者の不安を取り除き、購入につなげることができます。

値引き交渉が来るということは、相手には少なからず購入意思があります。こちらの対応次第では販売につながるチャンスです。値引き交渉を断るのは「あなたには売りません」ではなく、「今の値段で買って下さい」と交渉することです。

つまり、値引き交渉が来た場合の重要なポイントは、シンプルかつ丁寧な対応です。以下の例文を参考にしてください。

指値で値引きを依頼された場合

指値で値引きを依頼される場合とは、購入者が具体的な価格を提示してくることを意味します。

(例)「コメント失礼します。購入を考えているのですが、○○円にお値引きして頂けないでしょうか?ぜひご検討をお願いします。」

この場合の返答例は以下の通りです。

販売を急ぐ場合(値引きする場合)
コメントありがとうございます。ご希望の価格で対応いたしますので、ぜひご購入ください。
販売を急がない場合(値引きしない場合)
コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、現在の価格での販売を希望しております。ご理解いただけますと幸いです。

指値無しで値引きを依頼された場合

指値無しで値引きを依頼される場合とは、購入者が具体的な価格を提示せずに値引きをお願いしてくることを意味します。

(例)「コメント失礼します。購入を考えているのですが、もしお値下げしてもらえる場合はいくらまで可能でしょうか?」

この場合の返答例は以下の通りです。

販売を急ぐ場合(値引きを急ぐ場合)
コメントありがとうございます。僅かで申し訳ありませんが、○○円ほど値引きさせて頂き、○○円で対応可能です。ぜひご検討ください。
販売を急がない場合(値引きしない場合)
コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、現在の価格での販売を希望しております。ご理解いただけますと幸いです。

同じ商品を複数出品する予定がある場合

このケースでは、一度値引き価格で販売してしまうと、他の在庫も希望価格で販売することが難しくなるので注意が必要です。そのため、次のようなテクニックを使います。

販売を急ぐ場合(値引きを急ぐ場合)
商品名に《訳あり》と記載して値引きを行い、その人には「商品名に《訳あり》と記載しましたが、通常の商品を発送しますのでご安心ください」と伝えます。
(ここでの《訳あり》はB級品の意味ではなく、「理由がある(値引き交渉が成立した)」という意味で使用します)

次の出品からは《訳あり》を削除し、通常通りの商品名と価格で販売します。
販売を急がない場合(値引きしない場合)
コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、現在の価格での販売を希望しております。ご理解いただけますと幸いです。

値引き交渉が来た場合の対応

メルカリでの取引において、値引き交渉は避けられないものです。特に初心者にとって、値引き交渉にどのように対応すれば良いか悩むことが多いでしょう。この章では、値引きするか否かの判断ポイントを明確にし、ストレスなく対応する方法を具体的に解説します。

値引きするかの判断ポイント

値引き交渉が来た場合、まずは「値引きをするのか?しないのか?」を判断する必要があります。以下の判断ポイントを参考にしてください。

判断ポイント①:商品の価格帯と需要
需要が高い商品は値引きせずとも売れる可能性が高い。
判断ポイント②:競合商品の価格
同じ商品が他の出品者によってどれくらいの価格で販売されているかを確認する。
判断ポイント③:販売を急ぐか否か
急ぐ場合は値引きして早く売る。急がない場合は値引きを断って通常価格での販売を継続する。
判断ポイント④:値引き後の利益
値引き後の価格で利益が確保できるかどうかを確認する。
判断ポイント⑤:自分にメリットのある値引きか?
購入者がリピーターになる、まとめ売り等により送料や発送の手間を削減できるなど、自分にメリットがあるかを考える。

値引き後の販売価格を決定するポイント

上記でご紹介した判断ポイントを踏まえ、「値引きをする」と判断した場合、次はいくらまで値引きをするのかを考える必要があります。

ここでは具体的な方法を説明します。

指値で販売できる場合
指値まで落とせる場合には、シンプルに指値で販売します。

(例文)「コメントありがとうございます。ご希望の価格で対応いたしますので、ぜひご購入ください。」
指値までは値引きできない場合
指値までは落とせなくても、提示できる額を提示しましょう。

(例文)「コメントありがとうございます。ご希望の価格には届かないのですが、○○円であれば対応可能です。ご検討ください。」

ただしこのケースでは、値引き交渉が長引く可能性があります。
もしそれがあなたのストレスになり、メルカリを続けるのが嫌になってしまうようであれば、シンプルに「値引きを断る」でも良いでしょう。続けることの方が大事です。
指値無しで値引きを依頼された場合
このケースでは、相手がいくら程度の値引きを期待しているか想像しましょう。例えば、1000円の商品であれば、相手は50円程度の値引きを期待しているかもしれません。この場合、100円値引きしてあげると、相手は「買わなければ損」と感じ、購入につながる可能性が高くなります。

(例文)コメントありがとうございます。僅かで申し訳ありませんが、○○円ほど値引きさせて頂き、○○円で対応可能です。ぜひご検討ください。

僅かで申し訳ありませんと言いつつ相手の期待値を超える値引き額を提示すれば、ほぼ間違いなく商品は売れます。

値引き交渉をストレスなく断る方法

さて、これまでに値引き交渉が来た場合の対応についてご紹介してきましたが、値引き交渉に応じるのはストレスを感じることも多いでしょう。

実際、このストレスが原因でメルカリを辞めてしまう人も少なくありません。

ここでは、値引き交渉のストレスを軽減する秘策をご紹介します。それは…

スマホのユーザー辞書機能を使用する

値引き交渉が来た場合、毎回丁寧な文章を考えて返信するのはストレスです。そんなときは、スマホのユーザー辞書機能を活用しましょう。嫌な時間を一瞬で終わらせることができます!

参考までにiPhoneの場合の設定手順を掲載しておきます。

設定アプリ > 一般 > キーボード > ユーザー辞書 
右上の「+」をタップして新しい次の単語を登録します。

ユーザー辞書の設定
よみ:ねびきよし(覚えやすいものなら何でも可)
単語:「コメントありがとうございます。ご希望の価格で対応いたしますので、ぜひご購入ください。」
よみ:ねびきだめ(覚えやすいものなら何でも可)
単語:「コメントありがとうございます。現在の価格で販売を進めておりますので、お値引きは難しいです。ご了承いただけると幸いです。」

これで、値引き交渉が来た場合に「ねびきよし」または「ねびきだめ」と入力するだけで、上記で登録した丁寧な文章に変換されるようになります。

まとめ

メルカリでの値引き交渉に対する対応方法を学ぶことで、ストレスを軽減し、効率的な取引が可能になります。値引きをするかどうかの判断基準や、具体的な返信例を知っておくと便利です。

また、スマホのユーザー辞書機能を活用して、迅速かつ丁寧に対応することで、取引がスムーズに進むでしょう。これらのテクニックを活用して、メルカリでの取引を楽しみながら、お小遣いを効率よく稼ぎましょう。

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